Customer’s Voice
006
家と呼応する空間と時間の過ごし方。
  • 竣工日:
    2019年
  • 家族構成:
    3人家族
Vastaus … 呼応
このテーマに込められた、お施主様と家との関係。
お互い語らずとも自然と応え合う空間と家づくり。
インタビューを行っていく中で、お客様の感性を一つ一つ紐解いて行く。

ーまず、家づくりを考えたきっかけは何でしょうか?
前職に就いていた時、電車で都内まで通っていたので利便性重視で駅前のマンションに住んでいましたが、退職を境に駅近の必要がなくなりました。さらに子供が生まれたのもありマンションでは手狭だなと感じ、家づくりを考えました。
元々夫婦間でもマンション=「仮住まい」のような感覚で、タイミングが合えば一軒家を検討していました。
ーRayCraftをお選びいただいたきっかけは何だったのでしょうか?
夫の希望で、地元の工務店さんのような地場に根付いたビルダーさんで建てようと決めていました。そこでRayCraftのことをモデルハウス近くの外看板を見たことがあり気になって調べていました。
家づくりはデザインをこだわりたかったのですが、RayCraftのHPやモデルハウス等を見て、自分の趣味や嗜好など好みに近いイメージを抱き、ここなら希望に応えてくれそうと思いお願いをしました。
なので他社などは見ず、最初からRayCraft一択でした。

ー家づくりの際、どんなところにこだわりましたか?
主に「可愛がりたくなる家」「のんびりしたくなる家」そして「経年変化を楽しめる家」を楽しめる家を考え家づくりを行いました。
「可愛がりたくなる家」と「のんびりしたくなる家」とはどんな状況でも”ときめける家”かなと思います。このような気持ちになれる家にできればと考えておりました。
そして「経年変化が楽しめる家」は完成時がピークではもったいないと考えていて、無垢フローリング、ライトの銅、真鍮、漆喰など変化が楽しめる素材を意識的に選びました。そして北欧ビンテージのテイストが好きで、カッコ良さと可愛いさが共存する家になるようにしました。

ーRayCraftからお気に入りの提案などありましたか?
学生時代建築を学んでいたり、インテリア関係の仕事をしていたこともあり、家づくりに対してこだわりが有り、色々こちらからリクエストをしたのですが、結果綺麗にまとめて更にステキなコンセプトを考えていただいた事でした。
ー弊社の設計士もお施主様の家づくりに対する感性と感覚に大変驚きを隠せず、素敵なものをお持ちであったと喜んでいました。
ーでは住まれてから良し悪しを教えてください。
良い点は家事が楽な導線。まだ子供が小さいため、つい最近まで1階の畳スペースに布団を敷いて寝ていたように基本的に1階で完結できる事ですね。さらに年を取っても生活に困らないよう1階で完結できることも想定していました。
もう少し考えれば良かった点は、2階の子ども部屋が思っていたより暗く、もう少し窓を大きくすれば良かったと思いました。あともう少しスペースにゆとりがあれば、1階に少し広めのクローゼット空間を設けたかったのですが、敷地のこともあったので難しかった点ですかね。
ーではお家の中で一番過ごされている場所やお気に入りの場所はありますか?
基本的には各部屋、スペースごとにお気に入りポイントがあるように設けました。例えば玄関の真鍮のブラケットライト、ドットのアクセントクロス、ウッドのアクセントウォール、トイレのペンダント照明など。これも全てどの場所にいても”ときめき”を覚えるようにしたかったです。中でも一番は、黄色いアクセントウォールのあるダイニング。
当初はネイビー壁とブラック天板のダイニングテーブルで考えていましたが、提案していただいた家のコンセプトをもとに再考し現在の組み合わせになりました。明るく元気の出るカラーで家族が集まるダイニングにはピッタリで、来客時も印象的で褒めてもらえることが多いです。
ーお客様にとっての至高の休日スタイルって何ですか?
夫の仕事が忙しく、なかなか家族で家で過ごすということがまだ少ないのですが、そのような時でも子供が退屈する事なく家で遊び過ごすことができとても充実しています。例えばダイニングに続くデッキで夏場はプール、春秋は小さいポップアップテントを出したり、2階には体を動かせるスペースがあったり、駐車場でシャポン玉したり、幅広く色々なことができます。そして1階はキッチンから全て見渡せるので、ご飯の支度をしながら子供の様子が見れるのも良いところです。
このように子供のことを一番に考え過ごすことができること、それが私に取っての「至高の休日スタイル」かなと思います。
ー最後にこれから家を建てられるお客様にアドバイスをお願いいたします。
多くの人が人生で一番大きな買い物をする割に、家づくりについて考える期間は数か月と期間が短いと思うので、どうしても最終的に「全て文句なし」の家づくりをするというのは難しいと思います。なので、思い込みや勘違いをなくすため図面で不明な点はしっかり確認し、設計士とのイメージの共有とすり合わせをなるべくスムーズにするため、普段からSNS等で気になる写真や画像を保存してまとめておくと良いと思います。
そして「こうしておけばよかった」などの後悔ポイントをまとめているブログ、記事等を参考にして自分たちの家づくりに活かせれれば尚良いと思います。
学生時代建築を学んでいた事、インテリア関係の仕事をしていた経験など踏まえ
素晴らしい価値観とそれを家づくりに落とし込む感性。
住まう人と家との関係性。その空間に呼びかけられて、それに応えるかのように。語らずとも自然に。
正しく「呼応=vastaus」がある住まい。