
施工事例

縦格子がつなぐ上下の光のある暮らし – 戸建リノベーション –
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壁で仕切られていたキッチンを、家族とつながる対面式へとリノベーション。リビングと視線が交わることで、料理の時間も自然と会話が生まれるひとときに。開放的な設えが空間の広がりをもたらし、暮らしの中心としてのキッチンに新たな役割を与えています。
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部屋だったスペースは吹抜けに変え、造作格子越しに2階の光がふわりと落ちるリビングダイニング空間へ。
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格子の影が生む陰影と、間接照明のようなやさしい光が、食卓に穏やかな時間を届けます。
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正面の高窓は、以前は強い西日と外からの視線が気になる開口部でした。そこを高窓へと変更することで、室内全体の明るさはしっかりと確保しながら、プライバシーにも配慮した設計へと生まれ変わりました。
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ソファを置く壁面には、腰窓を新たにレイアウト。掃き出し窓から切り替えることで、家具配置の自由度がぐっと高まり、落ち着いた居場所が生まれました。
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キッチンの延長線上に設けたパントリーは、引き戸でさっと目隠しもできる便利な空間。収納量はもちろん、冷蔵庫やストック品、さらには洗濯機までをひとまとめにすることで、動線がコンパクトに整理され、家事の効率が格段にアップしました。
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木のぬくもりを感じられる造作のキッチン背面収納は、見せる収納と隠す収納をバランスよく計画し、機能性と美しさを両立。料理中も家族の気配を感じながら、自然と会話が生まれる、そんな暮らしの中心となる空間に。
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天井までの収納で圧迫感のあった玄関を見直し、収納量を確保しながらサイズをコンパクトに再構成。空いた壁面に設けた高窓からは自然光が差し込み、明るく開放的な空間に。側面の造作ベンチが、限られた間口に“座れるゆとり”を添え、暮らしの動作をスムーズに。機能とやさしさを両立した、迎えの空間です。
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造作の木製洗面台が、空間にやさしい素材感と温もりを添えます。カウンター下やミラー裏の収納により機能性を高めつつ、洗面室に隣接するパントリーに洗濯機やストック収納を集約。空間にゆとりを持たせ、毎日の身支度や家事のひとときを、心地よく整える設えとしました。