かつての和室と水回りを一体化し、光と風が巡るLDKに再構成。廊下の途中に洗面台を配し、日々の動線を柔らかくつなぎます。キッチン前の造作カウンターは、家族の気配を感じながら過ごせる居場所に。

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納戸として使われていた和室をLDKに転用し、隣接する庭の緑を室内に引き込みました。既存の柱は白く仕上げ、空間全体にやわらかな統一感をもたせています。

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壁付けだったキッチンは対面式に刷新。腰壁には木の質感を活かした板張りを施し、LDK全体の温もりある表情を演出しています。

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閉じた印象の続き間和室は、開かれたLDKにリノベーション。モルタル仕上げの造作カウンターが、板張りの腰壁と調和し、素材のコントラストを活かしたクリーンな空間に。

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かつてのダイニングキッチンは、生活動線の中心となる廊下と水回りへ。LDKとつながる柔軟な動線計画で、暮らしの中に余白を生み出します。

廊下に設けた洗面スペースは、個室化せず空間を有効に使う工夫。家族の気配を感じながらも、機能性を損なわない設計です。

既存の庭とリビングのつながりを強調するウッドデッキを計画中。床の連続性が視線を外へと導き、内外一体の広がりを感じさせます。

洗面スペースとLDKの間には、可変性をもたせたブラインドを設置予定。暮らしの場に応じて、開放感と適度な距離感を切り替えられる設計です。

キッチン対面のL字型カウンターは、調理する人を囲むように座れる設え。食事や会話を自然と囲む、家族の中心となる場所に。

キッチン背面には、収納力と美観を両立させた造作棚を。吊戸棚と間接照明が、機能と温もりを兼ね備えた、落ち着きあるキッチン空間を構成します。